■犬の診療費ケース2■誤飲で入院(手術あり)
■犬の診療費ケース2■誤飲で入院(手術あり)
このページで紹介する事例は、実際にあった事例です。
大げさに高い金額にしているわけではありません。
あなたの大事な愛犬にも起こり得るケースです。
内容 | 回数 | 金額 |
診察料 | 8回 | 8,000円 |
注射 | 27回 | 48,270円 |
点滴注射 | 7日 | 34,250円 |
内服薬 | 7日分 | 2,240円 |
血液検査 | 1回 | 10,000円 |
バリウム造影 | 23回 | 49,500円 |
入院料 | 8泊9日 | 24,000円 |
胃切開手術 | 1回 | 88,000円 |
療養食 | 1袋 | 1,800円 |
合計 | 266,060円 |
このケースでは、誤飲したものは「犬用ガム」でした。誤飲というよりは、ガムの中でもあまり消化のよくない原材料で作られたガムを大きな固まりのまま飲み込んでしまい、そのガムが胃の出口を塞いでしまっていたのです。
ある夜、食べたものを全て吐き出した愛犬を見たオーナー様は少し様子を見てみようと思っていたそうです。ところが、その日の夜の内には飲んだ水さえも吐くようになってしまい、翌朝病院に駆け込んだそうです。
レントゲン撮影をしましたが、胃の中に異物はありませんでした。ですが、明らかに胃の中が荒れている状態で映し出されたので検査と状態を見る為に入院となりました。
翌日も、バリウム造影を数回行いましたが、異物は映し出されることはありませんでした。でも、何時間経っても飲んだバリウムが腸に流れなかったので、明らかに何かが胃の出口を塞いでいる、という事で開腹手術となりました。
手術をした結果、1辺2cmぐらいのピラミッド型になっているガムが出てきたそうです。
この手術を受けたわんこは小型犬だったので、そんな小さなガムのかけらも命取りだったのですね。